「低糖質」と「ダイエット向き」はどう違う?迷ったときの選び方
低糖質、ダイエット向き、低GI、腸活。体にいい食べ方にはいろんな言葉がある。なんとなく良さそうなのはわかるけど、それぞれ何が違うのかと聞かれると、ちょっと困る。
全部を正確に理解する必要はないけれど、「自分が今ほしいのはどれか」がわかると、毎日の食事がもう少し楽になる。
低糖質は「糖質の量を減らす」こと
低糖質(ロカボ)は、ごはん・パン・麺・砂糖などに含まれる「糖質」の量を控えめにする考え方。食べるもの自体を変えるので、わかりやすい。
たとえば、ごはんを半分にしておかずを増やす。パスタの代わりに豆腐を使う。甘い味付けを控えて、塩味やだしの味を活かす。
向いているのは、ごはんや麺が好きで「つい食べすぎてしまう」と感じている人。量を少し意識するだけで、体重や体調に変化を感じやすいといわれています。
ダイエット向きは「全体のバランス」の話
一方、ダイエット向きというのは、もう少し広い意味。糖質だけでなく、脂質やたんぱく質、カロリーのバランスも含めて「太りにくい食べ方」を目指す考え方です。
低糖質が「糖質を減らす」に特化しているのに対して、ダイエット向きは「全体として軽くする」イメージ。揚げ物を焼き物に変える、ドレッシングの量を減らす、間食をナッツに置き換える。そういう小さな調整の積み重ね。
どちらが正解ということではなくて、自分の食生活のどこに「減らしたい重さ」があるかで、合う方が違う。
迷ったら「今日の気分」で選んでいい
低糖質もダイエット向きも、毎日厳密に守り続けるものではない。今日はごはんを軽くしたい気分なら低糖質を意識すればいいし、全体的に軽めにしたいならダイエット向きを選べばいい。
ちなみに低GIは「血糖値の上がり方をゆるやかにする食材選び」で、腸活は「腸内環境を整える食材(発酵食品・食物繊維)を取り入れる」こと。どれも対立するものではなくて、重なる部分も多い。もち麦ごはんは低GIであり、食物繊維が豊富なので腸活にもなる。
大切なのは「正しい食事法を選ぶこと」ではなくて、「今日の自分の体と気分に合った選び方をすること」。それくらいの気楽さで、ちょうどいい。