腸活の基本。発酵食品と食物繊維、まず何から始める?
「腸活」という言葉をよく見かけるようになった。腸にいいことをすると、お通じだけでなく、肌や睡眠、気分にまで影響があるらしい。それはなんとなく聞いたことがある。
でも、何から始めればいいのか。ヨーグルト?キムチ?サプリメント?情報が多すぎて、逆にわからなくなる。
結論から言うと、味噌汁を飲んで、野菜を食べる。これだけで、腸活の第一歩は踏み出せます。
腸活は「腸内細菌のごはん」を考えること
私たちの腸には何兆個もの細菌が住んでいて、消化を助けたり、免疫に関わったりしている。この腸内細菌たちが元気だと、体全体の調子がよくなるといわれています。
腸活とは、この細菌たちにとって良い環境を作ること。やることはシンプルで、2つだけ。
- 善玉菌を届ける = 発酵食品を食べる
- 善玉菌のエサを届ける = 食物繊維を食べる
この2つを日常の食事に少しずつ混ぜていくだけ。特別なものを買い足す必要はない。
発酵食品は「いつものもの」でいい
発酵食品と聞くと、コンブチャやケフィアなど、ちょっと特別なものをイメージするかもしれない。でも日本の台所にはもともと発酵食品がたくさんある。
- 味噌
- 醤油
- 納豆
- 漬物(ぬか漬け、キムチ)
- 酢
- ヨーグルト
味噌汁を1日1杯飲むだけで、発酵食品は摂れている。朝に納豆を足せば、もうそれで十分。わざわざ新しい食品を取り入れなくても、今ある習慣を「意識して続ける」だけで腸活になる。
食物繊維は「ちょい足し」で増やせる
食物繊維は野菜・きのこ・海藻・豆類・全粒穀物などに含まれている。日本人は平均的に食物繊維が不足しがちだといわれていますが、こちらも無理に頑張らなくていい。
いちばん手軽なのは「ちょい足し」。
- 白米にもち麦をひとつかみ混ぜて炊く
- 味噌汁にわかめやきのこを入れる
- 冷凍ブロッコリーをレンジで温めて添える
- 納豆にオクラを刻んで混ぜる
どれもひと手間。全部やらなくていいから、気が向いたものをひとつだけ。
毎日同じものでも大丈夫?
「同じものばかり食べると効果が偏るのでは?」と気になるかもしれない。理想を言えば、いろんな種類の発酵食品や食物繊維を摂る方が、腸内細菌の多様性につながるとされています。
でも、現実的に毎日メニューを変え続けるのは大変。「基本は味噌汁と納豆、気が向いたらヨーグルトも」くらいのゆるさで十分。腸内環境は一朝一夕で変わるものではなくて、数週間、数ヶ月と続けることの方が大切。だから続けられるやり方を優先して大丈夫です。
お腹の調子が長く気になる場合は、かかりつけ医に相談してみてください。